硝子の夜に見る夢は時に酷で
黒髪を糸の代わりに絡めます
貴方の呼吸に脈を切り刻まれ
その赤い涙を飲み干し独り遠いおとぎの国へ
靴を鳴らせばリズムを狂わせ臆病な黒猫
この胸の隙間は貴方様のもので御座います
あの日の夕立が私から全てを奪ったの
ほら、貴方のグラスハープが今でも私を引きとめるから
貴方の眼にはなれやしないの